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映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ | |
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監督 | 志水淳児 |
脚本 | 井上美緒 |
製作 | 2015 映画プリキュアオールスターズSC製作委員会 |
出演者 |
嶋村侑 浅野真澄 山村響 中島愛 藩めぐみ 北川里奈 戸松遥 滝沢久美子 島香裕 緒方賢一 飯窪春菜 石田亜佑美 小田さくら オリエンタルラジオ |
音楽 | 高梨康治 |
主題歌 | 「イマココカラ」モーニング娘。'15 |
製作会社 | 東映アニメーション |
配給 | 東映 |
公開 | 2015年3月14日 |
上映時間 | 74分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 6億円[1] |
前作 |
映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ 映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち(シリーズ前作) |
次作 |
映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!! 映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!(シリーズ次作) |
『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』(えいが プリキュアオールスターズ はるのカーニバル)は、2015年3月14日公開のアニメ映画。「プリキュアシリーズ」の歴代作品のクロスオーバー作品の第7作かつ「プリキュアシリーズ」の映画作品の第18作である。
キャッチコピーは「新しいプリキュアオールスターズが、はじまる!」「40人の想いがひとつに! 歌とダンスで奇跡をおこす!」「プリキュアオールスターズ、新たなる旅立ち― プリキュア40人が、歌って踊ってスーパー・ライブッ!」。
概要
本作品は『DX』シリーズ・『NewStage』シリーズに続く、プリキュアオールスターズシリーズの新作品として位置付けられており[注 1]、前作『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』までに登場済のプリキュアたち[注 2]に加え、『ハピネスチャージプリキュア!』のキュアフォーチュンと[注 3]、『Go!プリンセスプリキュア』のキュアフローラ・キュアマーメイド・キュアトゥインクルの3人を含めた40人のプリキュアが登場する[注 4]。また、『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』以来の「オールスターズ映画限定強化モード」として、「モードエレガント・プリマヴェーラ」が登場する(「現役プリキュア」のみは史上初)。
なお、本編に流れる歴代プリキュアの挿入歌のPVシーン(各プリキュアたちの回想シーン)[注 5]は、TV本編の最終回後のようすや青山充によってTVシリーズ本編を再編集された映像などが流れている[注 6]。
また、ゲスト声優としてお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾が特別出演しており[注 7]、本作品の応援団としても兼務している。また、本作のメインテーマ曲である「イマココカラ」を劇中でプリキュアが歌うだけでなく、エンディングテーマとしてモーニング娘。'15が歌うことが発表されており、同時にエンディング映像が初めて実写映像を用いて、全国5箇所(北海道・東京・名古屋・大阪・福岡)[2]で公募によって当選した子供達とプリキュアの着ぐるみ、モーニング娘。'15のメンバーが踊る映像となる[注 8]。さらにメンバーの飯窪春菜、石田亜佑美、小田さくらの3人がハルモニアに住む妖精役としても出演する[3]。なお、長編オールスターズ映画では初めてオープニングテーマが存在しないため、スタッフのクレジットは全てエンディングに集結されている。
本作品では『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』以来配布されてきた「ミラクルライト」が中断、代わりに「オールスターズドレスアップキー」が配布された[注 9]。その一方で紙製サンバイザープレゼントは継続され、今回は「プリンセス♪きらきらティアラ」[注 10]がプレゼントされた。
なお、上映時間「74分」は2008年公開『Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪』の「75分」(同時上映作『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ』を含む)に次ぐ記録で、単独作では歴代最長である。
興行成績
全国213スクリーンで公開され、2015年3月14、15日の初日2日間で興収1億3,036万3,100円、動員11万2883人となり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位を記録[4]。また、ぴあの初日満足度ランキングでは満足度91.8を獲得し、第2位となっている[5]。
ストーリー
歌とダンスの国である「ハルモニア」に招待された歴代プリキュアたちは、1大イベントである「春のカーニバル」に参加することになる。先輩のプリキュアたちの歌やダンスを観て感激した『Go!プリンセスプリキュア』の3人もステージへと出演しようとしていた。
だが、司会者であるオドレンとウタエンの正体はハルモニアを狙う怪盗で、プリキュアたちがハルモニアに来る前に王様・王女様・大臣の3人を誘拐し、国を乗っ取っていた。
2人の暗躍で『ハピネスチャージ』までの歴代妖精たちが誘拐され、神聖なカーニバルを台無しにされて国を守護していた守り神までもが暴走する事件が発生してしまう。
ハルモニアの平和を救うため、プリキュアオールスターズが想いをこめた歌とダンスで奇跡をおこそうと活躍する。
登場キャラクター
登場キャラクターの基本情報は各作品の項目を参照。本節ではオリジナルキャラクターなどを除き、主に本作品での立ち位置を示す。
原則としてキャストの付記されていないキャラクターは台詞無しでの登場となるが、公式ウェブサイトではこれらのキャラクターにも担当声優がクレジットされている。
Go!プリンセスプリキュア
紅城トワ / キュアスカーレットは未登場。
プロローグより全編にわたって登場。全員、最終的に「モードエレガント・プリマヴェーラ」にパワーアップする。
- 春野 はるか(はるの はるか) / キュアフローラ
- 声 - 嶋村侑
- プロローグでは鼻歌を歌っていたものの、直後に「来週に音楽のテストがある」と聞かされて緊張しまくり状態だったが、歴代プリキュアとカーニバルに参加した事で自信を持てた。
- 海藤 みなみ(かいどう みなみ) / キュアマーメイド
- 声 - 浅野真澄
- はるかときららが言えなかったひめの本名を唯一言えた。
- ハルモニア城内の捜索においては書庫を物色していた。
- 天ノ川 きらら(あまのがわ きらら) / キュアトゥインクル
- 声 - 山村響
- ハルモニア城内を捜索中に衣裳部屋でドレスを物色していた。
- 妖精
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- パフ
- 声 - 東山奈央
- アロマ
- 声 - 古城門志帆
- 公開前に発表されたイメージ画像とは異なり、観客席に居たため誘拐されていなかった。
ハピネスチャージプリキュア!
ハルモニアに向かう途中で、はるか達が最初に出会ったプリキュア。「歌とダンスの力を信じて!」と、大舞台を前に自信喪失しかけたはるかを勇気づける。
- プリキュア
-
- 愛乃 めぐみ(あいの めぐみ) / キュアラブリー
- 声 - 中島愛
- 本作品では、響にピアノ伴奏と、自分の心の歌を合わせることを提案されていた。
- ドロボーンとの戦闘の際には、従来の「ラブリービーム」を駆使してドロボーンたちをなぎ払い、キュアフローラに「すごい! すごい!」と褒められた。
- 白雪 ひめ(しらゆき ひめ) / キュアプリンセス
- 声 - 潘めぐみ
- 本作品では、はるかたちがプリンセスプリキュアであることに反応し、「自分もプリンセスだ」と本名を明かした。
- ブルースカイ王国の王女という元来の立場、そして小さい頃に城抜けを度々行ってきたという経験からくる勘が、今回大いに役立つことになる。
- 大森 ゆうこ(おおもり ゆうこ) / キュアハニー
- 声 - 北川里奈
- 変身前のゆうこはクロスオーバー映画初登場。本作品では、歌とダンスとが合わさることを「カレーライスに唐揚げをトッピングするようなもの」と喩えたり[注 11]、ハルモニア城内を捜索中に調理場を物色したり、救出した王様に早速「ハニーキャンディー」を勧めたりと、相変わらず天然な言動は健在。
- 氷川 いおな(ひかわ いおな) / キュアフォーチュン
- 声 - 戸松遥
- クロスオーバー作品映画初登場。キュアラブリーの奮闘ぶりに「先輩してるわね」と顔をほころばせていた。
- 妖精
-
- リボン
- 声 - 松井菜桜子
- ぐらさん
- 声 - 小堀幸
- クロスオーバー作品映画初登場。
ドキドキ!プリキュア
回想シーンでは、キュアハートのみ「エンジェルモード」に変身。
- プリキュア
-
- 相田 マナ(あいだ まな) / キュアハート / キュアハート・エンジェルモード
- 声 - 生天目仁美
- 本編最終回後も相変わらず音痴と音痴の無自覚は健在。ダンス後のトークの際にアンコールで「Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア」を歌ったが、六花に止められ[注 12]、オドレンとウタエンはフラフラしながら目を回し、ハルモニアの観客たちは目を回しながら拍手をした。また、『スイート』や『Go!プリンセス』のメンバーたちからの評判も芳しくなく、この影響で他作品のプリキュアたちからも不評とされてしまう。
- 本作品の回想シーンでは、レジーナとの出会いや真琴との共同作業について述べていた。作中時点でもレジーナとともに大貝町に暮らしているが、本作品を含むクロスオーバー映画では彼女とともに行動はしていない。
- カーニバル会場からの脱出戦においては、「愛」を機関銃のごとく振り撒いて居並ぶドロボーンたちを骨抜きにし、キュアダイヤモンドにたしなめられていた。
- 菱川 六花(ひしかわ りっか) / キュアダイヤモンド
- 声 - 寿美菜子
- 本作品の回想シーンでは、カルタ大会でかるたクイーンと対決するようすが流れた[注 13]。また、ダンス後のトークの際、相変わらず自覚がないマナが音痴な歌を歌いだすのを止めようとした。現在もマナたちの行動に悩まされている事を続いており、ツッコミ振りも健在。
- 四葉 ありす(よつば ありす) / キュアロゼッタ
- 本作品の回想シーンでは、花屋のことについて触れられていた[注 14]。
- 剣崎 真琴(けんざき まこと)/ キュアソード
- 本作品の回想シーンでは、マナたちとともにオムライスづくりのようすが流れた[注 15]。
- 円 亜久里(まどか あぐり)/ キュアエース
- 本作品の回想シーンでは、友人のエルと手を繋いでいっしょに花火をみていたようすが流れた[注 16]。
スマイルプリキュア!
本作品より、同作品における秘密基地である「ふしぎ図書館」が初登場。
- プリキュア
-
- 星空 みゆき(ほしぞら みゆき) / キュアハッピー
- 声 - 福圓美里
- おっちょこちょい振りは今回も健在で、本作品ではオドレンに「キャンディとはおドジなコンビ」と言われ、慌てた直後に転んでしまう。そのあと、あかねからオドレンに「そんな言うたら、みゆきが転けるに決まってるやろ」とツッコまれ、不機嫌の口癖である「ハップップー」と言いながら剥くれた。
- カーニバル会場の戦いにおいては、仕掛けられたトラップにげんなりしつつも正面から突破しようとするキュアサニーを尻目に、「プリキュア・ハッピーシャワー」で側壁に風穴を開けていた。
- 日野 あかね (ひの あかね) / キュアサニー
- 声 - 田野アサミ
- 本作品の回想シーンでは、みゆきたちとともにケーキ作りをがんばっていた。カーニバル会場の戦いではトラップにげんなりし、キュアハッピーが側壁や行き止まりに風穴を開けるのに呆れるも、脱出後は「これがうちの…いや! プリキュアの熱血パワーや!!」と調子良さを発揮していた。
- 黄瀬 やよい (きせ やよい) / キュアピース
- 緑川 なお (みどりかわ なお) / キュアマーチ
- 青木 れいか(あおき れいか) / キュアビューティ
- 妖精
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- キャンディ
- みゆきたちの回想シーンでは、みゆきたちに自身の誕生日のお祝いをしてくれた。また、登場の際にはみゆきの顔面に激突するなど、TV本編を彷彿とさせる一幕も見られた。
- ポップ
- キャンディとは異なり、みゆきたちの回想シーンでは登場していない。
スイートプリキュア♪
- プリキュア
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- 北条 響(ほうじょう ひびき) / キュアメロディ
- 声 - 小清水亜美
- 本作品では、「音を楽しむこと」で妖精たちへの感謝の気持ちを表した一方で、マナの歌音痴を「これって、音楽なの!?」と驚愕していた。
- 南野 奏(みなみの かなで) / キュアリズム
- 黒川 エレン(くろかわ エレン) / キュアビート
- 調辺 アコ(しらべ アコ) / キュアミューズ
- 妖精
-
- ハミィ
- フェアリートーン
ハートキャッチプリキュア!
回想シーンでは全員『DX3』以来の「スーパーシルエット」に変身。
- プリキュア
-
- 花咲 つぼみ(はなさき つぼみ) / キュアブロッサム / スーパーキュアブロッサム
- 声 - 水樹奈々
- カーニバル会場内での乱戦の中、カーニバルを台無しにした上に妖精たちへの感謝の気持ちをも踏みにじったオドレン達に怒りを爆発させた。
- 来海 えりか(くるみ えりか) / キュアマリン / スーパーキュアマリン
- 声 - 水沢史絵
- カーニバル会場内での戦いにおいては、キュアブロッサムに続いて激怒口上を言っている途中に腹部にミサイルが直撃したことで吹き飛ばされ、さらにはキュアメロディに助けられる姿をみせていた。
- 明堂院 いつき(みょうどういん いつき) / キュアサンシャイン / スーパーキュアサンシャイン
- 月影 ゆり(つきかげ ゆり) / キュアムーンライト / スーパーキュアムーンライト
- 妖精
-
- シプレ
- コフレ
- ポプリ
フレッシュプリキュア!
回想シーンでは全員『DX3』以来の「キュアエンジェル」に変身。
- プリキュア
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- 桃園 ラブ(ももぞの ラブ) / キュアピーチ / キュアエンジェルピーチ
- 声 - 沖佳苗
- 本作品ではダンス後のオドレンたちとのトークで、せつながラビリンスに帰ったためになかなか会えないことを嘆いていた。
- 蒼乃 美希(あおの みき) / キュアベリー / キュアエンジェルベリー
- 山吹 祈里(やまぶき いのり) / キュアパイン / キュアエンジェルパイン
- 東 せつな(ひがし せつな) / イース / キュアパッション / キュアエンジェルパッション
- 本作品ではカーニバル会場脱出戦の際に、地下洞穴のレーザートラップをアカルンによるテレポートで回避、自滅させるという活躍をみせていた。
- 回想シーンだが、クロスオーバー作品では初めてイースの姿でも登場している。
- 妖精
-
- シフォン
- タルト
Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!
- プリキュア
-
- 夢原 のぞみ(ゆめはら のぞみ) / キュアドリーム
- 声 - 三瓶由布子
- 本作品の回想シーンでは、ナッツハウス前にて、ココとともに楽しんでいる生活が流れた。
- カーニバル会場内の戦いでシャイニールミナスのピンチに駆けつけ、ハルモニアの観客たちの避難誘導を引き受けた。
- 夏木 りん(なつき りん) / キュアルージュ
- 本作品の回想シーンでは、くるみとともに花の水遣りをしていた。
- 春日野 うらら(かすがの うらら) / キュアレモネード
- 本作品の回想シーンでは、シロップとの空中散歩で楽しんでいたあとは、彼にお姫さま抱っこをされていた。
- 秋元 こまち(あきもと こまち) / キュアミント
- 本作品の回想シーンでは、ナッツハウスで店番をしているナッツと良好な関係をみせていた。
- 水無月 かれん(みなづき かれん) / キュアアクア
- 本作品の回想シーンでは、くるみとともに良好な関係をみせていた。
- ミルク / 美々野 くるみ(みみの くるみ) / ミルキィローズ
- 本作品の回想シーンでは、りんと花の水遣りをしていた際に、かれんが登場した途端にミルクの姿に戻り、彼女に擦り寄る姿をみせていた。
- 妖精
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- ココ / 小々田 コージ(ここだ コージ)
- ナッツ / 夏(ナッツ)
- シロップ / 甘井 シロー(あまい シロー)
ふたりはプリキュア Splash Star
- プリキュア
-
- 日向 咲(ひゅうが さき) / キュアブルーム
- 声 - 樹元オリエ
- 本作品の回想シーンでは、舞とともにビーチバレー大会で活躍していたようすが流れた。また、舞との良好な関係もみせていた。オドレンとウタエンを「オドオドさんとウタタネさん」と言い間違えるなど、かつてカレハーンを「カレーパン」、ミズ・シタターレを「ミズ・ハナターレ」などと言い間違えた天然ボケは健在。
- 巨大なドロボーンとの戦闘の際には、従来の必殺技を駆使して圧倒した。
- 美翔 舞(みしょう まい) / キュアイーグレット
- 妖精
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- フラッピ
- チョッピ
- ムープ
- フープ
- 咲と舞の回想シーンでは、咲と舞がビーチバレー大会に向かう際に身を隠したため、現在も咲と舞の家族や夕凪中学校の関連者などの一般人には身を隠している。
ふたりはプリキュア / ふたりはプリキュアMax Heart
- プリキュア[注 19]
-
- 美墨 なぎさ(みすみ なぎさ) / キュアブラック
- 声 - 本名陽子
- 本作品の回想シーンでは、キュアブラックに変身してザケンナーたちと拳でたたかい、カーニバル会場内の戦闘においてはハルモニアの観客たちを避難させるため、殿(しんがり)を買ってでた 。
- 雪城 ほのか(ゆきしろ ほのか) / キュアホワイト
- 声 - ゆかな
- 本作品の回想シーンでは、科学部の日常のようすと、なぎさとともにラクロスの練習をしている場面が映った。
- ダンス後のオドレンたちとのトークの際には、なぎさとの友情を述べていたが、相変わらずメップルとケンカしているなぎさをみて呆れる一面もみせていた。
- ドロボーンとの戦闘の際には、キュアブラックとともに従来の足を駆使した戦闘術をみせて活躍していた。
- 九条 ひかり(くじょう ひかり) / シャイニールミナス
- 本作品では、ドロボーンとの戦闘で苦戦を強いられていた際に、救援に来たキュアドリームを眺める姿をみせていた。
他登場キャラクター
奥様狐とファイベルのパパとドーソンの場合は最高時速40km、一度に50kmまで飛べる)。
ハルモニア
本作の舞台で、歌とダンスの国である妖精の世界。国内では、1年中カーニバルが行われており、そこに招待されることは名誉であると言われている。
オドレンとウタエンに国を占領され、ハルモニアの守り神も暴走して壊滅状態になり果てたが、プリキュアたちの活躍で守り神は鎮められ、破壊された国も元の状態に戻った。その内、オドレンとウタエンは国の掃除をやらされる事になっている。
観客はハルモニアに住む妖精のほか、過去のTV・映画に登場した妖精たち[注 20]もハルモニアの客として来ている。描写はないが、カーニバル閉幕後、歴代プリキュアたちと歴代妖精たちが人間界に帰ったの対し、ハルモニアに来ていた妖精たちもそれぞれの妖精の世界に帰った模様[注 21]。
神
- 守り神(まもりがみ)
- ハルモニアを守護している神。本作の実質的な最終ボスにあたる存在。
- 紫色の身体が特徴で、背中には翼があり、ハルモニアの山々を軽く見下ろすほどの巨体をほこるドラゴンの姿をしている。また、口からは炎を放つことができる。
- 本来は温厚な性格で、ハルモニアで開催される歌とダンスの祭りを楽しみにしていたが、オドレンとウタエンの悪巧みによって祭りが台無しにされたことに憤慨し、理性を失ったまま国中を破壊しようと暴れだす。
- 最終的には、プリキュアたちの合体技である「プリキュア・レインボー・トルネード」で鎮められ、最後はプリキュアたちのダンスを観たことで理性をとり戻した。
王族
- 王様(おうさま)
- 声 - 大川透
- ハルモニアを治める王だが、オドレンとウタエンに国を乗っ取られ、地下牢に娘の王女と大臣ともども幽閉されてしまう。その後、プリキュアたちに救出される。
- 王女様(おうじょさま)[注 22]
- 声 - 氷上恭子
- ハルモニアを治める王女で、王様の娘。
- 大臣(だいじん)
- 声 - 岩永悠平
住人
- 妖精
- 声 - 飯窪春菜、 石田亜佑美、小田さくら
- ハルモニアに住む妖精たち。
- 演じる飯窪・石田・小田の3人は、それぞれ自らがデザインしたオリジナル妖精である。
- このほか、過去のTV・映画に登場した妖精たちに近似している妖精もいる。
本作の敵
- オドレン
- 声 - 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
- 本作の悪役で、世界をまたに駆ける大怪盗。ヒゲを生やした長身かつ細身の中年男。一人称は「オレさま」。
- 紳士のような服装を身にまとい、シルクハットと黒いマントを身につけている。また、剣やムチにも変化できるステッキを携帯している。
- 非常にズル賢い性格だが、プリキュアたちの前では紳士的な対応で接している。また、自惚れやすい一面もあり、間抜けな性格が災いになることも多々ある。
- 自分を「頭脳派」と自称しているが、戦闘能力の低さを自覚しているため、プリキュアとの戦闘は避けている。だが、怪盗としての能力は高く、剣さばきも達者である。
- プリキュアとのトークの際には、『ハピネスチャージ』の敵組織であった「幻影帝国」が消滅して世界が平和になったことを残念がったり、『5 / 5GoGo!』と『スマイル』を混同したり、咲には「オドオドさん」と名前を誤認されるという姿をみせている。
- ハルモニアを支配しようと目論み、物語序盤では手下のドロボーンたちを使役してハルモニアを襲撃し、王様たちを幽閉したことでハルモニアを乗っとることに成功するが、王様がすでにプリキュアたちを春のカーニバルに招待したため、プリキュアたちの前では「ハルモニアの大臣」と偽り、彼女たちを欺くために夜なべして用意したステージを展開しつつ、裏ではプリキュアたちの変身アイテムと妖精を盗む行動にでる。
- 物語中盤でウタエンの失態によって自分の目論みがバレたため、カーニバル会場を数多のトラップとドロボーンがひしめく魔窟へと変貌させ[注 23]プリキュアたちを始末する行動にでるが、途中で目覚めたハルモニアの守り神の襲撃によって自分の目論みが阻止されることになる。
- 守り神が鎮静化したあとは、ウタエンとともにプリキュアたちに対して「数の暴力」と改心せずに非難するが、それに激怒した守り神を見て慌てて土下座をする。
- 最終的にはウタエンとともにハルモニアの清掃をやらされ、同時にもう怪盗にはなれないことを悟り、今度はミュージカルスターになることを目論んでいた。
- ウタエン
- 声 - 藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
- 本作のもうひとりの悪役で、オドレンの相方をしている怪盗。小柄な肥満体格の男。一人称は「オイラ」で、語尾に「ッス」とつける。
- 薄い茶色のブレザーを着ており、大きなベレー帽をかぶっている。また、タヌキのような尻尾を生やしている。
- 比較的に臆病かつ慌てやすい性格であり、プリキュアたちの前では温厚に接しているが、戦闘になる際には弱気な態度になる。
- オドレンを「アニキ」と呼んで慕い、悪事を行う彼に心酔しているが、オドレンの自惚れた一面には呆れることもあり、オドレンがプリキュアより弱いと認めた際には問いつめる姿をみせている。
- 自分の「こころの花」はなにかとえりかに質問した際に、「ラフレシア?」と返答されたために落胆していた。
- オドレンとともにハルモニアを乗っとったあとは、プリキュアたちの変身アイテムを盗む役割を任されていたが、自分の失態によってプリキュアたちにバレることになった。
- 最終的にはオドレンとともにハルモニアの清掃をやらされた。
戦闘員
- ドロボーン
- 声 - 伊藤正明、小松昌平、田中宏輝、村上運、横田大輔
- オドレンとウタエンが使役する戦闘員たち。主に戦闘を任されている。基本的に会話をしないが、オドレンたちには通じている。
- わら人形・木・岩の3タイプが存在し、いずれも左右のつながった眉毛と上下の一体化したヒゲを生やしており、サングラスと赤いスカーフを身につけている。また、巨大化することもできる。
- 『ドキドキ!』の面々との戦闘の際には、キュアハートの仕草に大勢が惚れる姿をみせている。
- 物語終盤でプリキュアたちの活躍によって圧倒されたため、オドレンの制止を無視して全員どこかへと逃亡していった。
過去作品の登場キャラクター
- アメリカ物語
-
- ブリジット
- オネスト・ジョン
- ガッシー・マウスハイマー
- モー
- アメリカ物語 ファイベル/こころの宝物をさがして…
-
- ファイベルのママ
- ファイベル
- ターニャ
- ヤーシャ
- タイガー
- トニー・トッポーニ
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場。
- アメリカ物語 ファイベル/ナイトモンスターを追え!
-
- ファイベルのパパ
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場。
それぞれ挿入歌のPV映像(各プリキュアたちの回想シーン)のみで、現実の世界には登場しない[注 24]。
いずれも声の出演はなし。
なお、『スマイル』からの登場キャラクターは本作には登場していない。
- ふたりはプリキュア / ふたりはプリキュア Max Heart
- ふたりはプリキュア Splash Star
-
- 日向 大介(ひゅうが だいすけ)
- 日向 沙織(ひゅうが さおり)
- 日向 みのり(ひゅうが みのり)
- コロネ
- 美翔 弘一郎(みしょう こういちろう)
- 美翔 可南子(みしょう かなこ)
- 美翔 和也(みしょう かずや)
- 星野 健太(ほしの けんた)
- 宮迫 学(みやさこ まなぶ)
- 安藤 加代(あんどう かよ)
- 伊東 仁美(いとう ひとみ)
- 太田 優子(おおた ゆうこ)
- 竹内 綾乃(たけうち あやの)
- 篠原(しのはら)先生
- 星野 健吾(ほしの けんご)
- 星野 静江(ほしの しずえ)
- 霧生 満(きりゅう みちる)
- 霧生 薫(きりゅう かおる)
- いずれも咲と舞の回想シーンのみ登場[注 28]。なお、コロネはオールスターズ映画初登場、美翔夫婦・篠原先生・星野夫婦は長編オールスターズ映画初登場となる[注 29]。一方、満と薫は夕凪中学校の体操服や本編の最終回でムープとフープの力で変身した形態でも登場する[注 30]。
- アワーズ
- ミニッツ
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場。アワーズとミニッツは映画初登場
- Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!
-
- パパイヤ
- メルポ
- ミギリン
- ヒダリン
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場する。パパイヤは映画初登場。その一方で、本作にはのぞみたちの家族やサンクルミエール学園の関連者などのその他のサブキャラクター・TVのゲストキャラクター・元敵キャラクターのブンビーは登場していない。
- フレッシュプリキュア!
-
- 桃園 圭太郎(ももぞの けいたろう)
- 桃園 あゆみ(ももぞの あゆみ)
- 蒼乃 レミ(あおの レミ)
- 一条 和希(いちじょう かずき)
- 山吹 正(やまぶき ただし)
- 山吹 尚子(やまぶき なおこ)
- カオルちゃん / 橘 薫(たちばな かおる)[注 31]
- ミユキ
- 知念 大輔(ちねん だいすけ)
- 沢 裕喜(さわ ゆうき)
- 御子柴 健人(みこしば けんと)
- 西 隼人(にし はやと)/ ウエスター
- 南 瞬(みなみ しゅん)/ サウラー
- ホホエミーナ
- ラブに助けられたラビリンスの少女
- ドーナツをもらったラビリンスの少女
- いずれもラブたちの回想シーンで登場する[注 32]。ホホエミーナ・ラビリンスの少女2名は映画初登場。
- ティラミス
- ウサピョン
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンで登場[注 33]。ティラミスとアズキーナは映画初登場。
- ハートキャッチプリキュア!
-
- 花咲 薫子(はなさき かおるこ)
- ハルモニアの出発シーンのみ登場[注 34]。
- 明堂院 さつき(みょうどういん さつき)
- 志久 ななみ(しく ななみ)
- 沢井 なおみ(さわい なおみ)
- 佐久間 としこ(さくま としこ)
- 黒田 るみこ(くろだ るみこ)
- プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラの女神
- いずれもつぼみたちの回想シーンで登場する。さつきは映画初登場となる。その一方で、オールスターズ映画で初めてえりか(キュアマリン)の家族が登場しなかった。
- コッペ[注 35]
- コロン[注 36]
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンで登場する[注 37]。なお、コッペはオールスターズ映画初登場で、コロンは映画初登場となる。
- スイートプリキュア♪
-
- 北条 団(ほうじょう だん)
- 北条 まりあ(ほうじょう まりあ)
- 南野 奏介(みなみの そうすけ)
- 南野 美空(みなみの みそら)
- 南野 奏太(みなみの そうた)
- 西島 和音(にしじま わおん)
- 東山 聖歌(ひがしやま せいか)
- 王子 政宗(おうじ まさむね)
- アリア学園中学校の生徒たち
- アフロディテ
- 調辺 音吉(しらべ おときち)
- 伝説の楽譜の音符たち
- メフィスト
- ピーちゃん[注 38]
- バスドラ
- バリトン
- ファルセット
- いずれも響たちの回想シーンで登場する。和音・聖歌・政宗がダンスの振りを忠実に再現する一方、アフロディテ・メフィスト夫婦の振りは滅茶苦茶で、音吉に呆れられていた。なお、奏太と和音と聖歌以外のキャラクターは全てオールスターズ映画初登場、北条夫婦・南野夫婦・政宗(音楽王子隊のメンバーも含む)・ピーちゃん・メイジャーランド三銃士[注 39]は映画初登場。
- クレッシェンドトーン
- 歴代プリキュアたちの回想シーンで登場。また、響たちの回想シーンにも登場する。オールスターズ映画としては初登場。
- ドキドキ!プリキュア
-
- 相田 健太郎(あいだ けんたろう)
- 相田 あゆみ(あいだ あゆみ)
- 坂東 宗吉(ばんどう そうきち)
- 菱川 亮子(ひしかわ りょうこ)
- セバスチャン
- 十条 博士(じゅうじょう ひろし)
- 早乙女 純(さおとめ じゅん)
- 五星 麗奈(いつつぼし れいな)
- 麗奈の取り巻きたち
- 森本 エル(もりもと エル)
- かるたクイーン
- ジョー岡田(ジョーおかだ)/ ジョナサン・クロンダイク
- レジーナ[注 40]
- イーラ
- マーモ
- ベール[注 41]
- いずれもマナたちの回想シーンのみ登場する。なお、相田夫婦・宗吉・亮子・セバスチャン・ジコチュートリオ[注 42]はオールスターズ映画初登場、博士・純・麗奈(取り巻きたちを含む)・エル・かるたクイーン[注 43][注 34]・ジョー(ジョナサン)・レジーナ[注 44]は映画初登場となる。
- メラン[注 45]
- ベベル[注 46]
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場する。ベベルはオールスターズ映画初登場で、メランは映画初登場。
- ハピネスチャージプリキュア!
- プリキュアオールスターズNewStageシリーズ
作品用語
- 招待状
- 「春のカーニバル」招待のため、ハルモニアから各プリキュアへ送られた手紙。表面にはドラゴンが2匹描かれている。またハルモニアへ行くための乗り物に変型する。その乗り物はチームによって異なっている[注 59]。
- オールスターズドレスアップキー
- 本作から「ミラクルライト」に代わって配布されるアイテム。『プリンセスプリキュア』の変身アイテム「ドレスアップキー」と同型のアイテムで、形状はキュアフローラ用と似ているが、中央部(ドレスのボトム)のリボンがなく、代わりにハート模様が6つあるなどの相違点がある。
スタッフ
- 原作 - 東堂いづみ (講談社「なかよし」連載)
- 脚本 - 井上美緒
- オリジナルキャラクターデザイン - 稲上晃、香川久、馬越嘉彦、川村敏江、高橋晃、佐藤雅将、中谷友紀子
- キャラクターデザイン・作画監督 - 青山充
- 美術監督 - 西田渚
- 色彩設計 - 澤田豊二
- 撮影監督 - 高橋賢司
- CG監督 - 加藤康弘
- 音楽 - 高梨康治
- 音楽制作 - 株式会社マーベラス
- 振付 - 真島茂樹
- 制作担当 - 太田有紀
- アニメーション制作 - 東映アニメーション
- 監督 - 志水淳児
- 制作 - 映画プリキュアオールスターズSC製作委員会 (東映アニメーション、東映、朝日放送、バンダイ、アサツー ディ・ケイ、マーベラス、木下グループ)
主題歌
- 「イマココカラ」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - モーニング娘。'15(アップフロントワークス)
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