プリキュア Wiki
Advertisement

全キャラクター[]

キャラクター名
備考
曙アキラ 主人公。バトロボマッチの頂点であるタイタンクラウザーを目指す明朗活発な少年。ブライオンを初めとするパートナーバトロボと深い絆で結ばれている。ただしリューグとは初期のころは反発していた(もっとも、これはリューグがアキラの指示に従わなかったことが発端だった)。バトロボマッチをみんなが楽しく競い合うスポーツと見ており、対戦相手のバトロボやオーナーとも試合後は友情を誓い合ったこともある。
星ハルカ チームアキラのスケジュール管理や、アキラやバトロボたちの身の回りの世話をする少女。元々はチームジョンのマネージャー志願だったが、30人のマネージャーを抱えるチームだったため不採用となる。その後ダイガンダーの初陣を見た彼女は半ば強引にマネージャーとして就職し、以後チームアキラに欠かせない存在となった。マネージャーとしての能力はトップクラスで、アキラとのケンカが原因で他の会社に就職した時もその能力を発揮している(その後、ほっとけないという理由でチームアキラに戻っている)。
ハジメ博士 リューグたちバトロボを開発した人物で、アキラの祖父。パートナーとともに成長するシステムである「クラスターシステム」を開発した。放浪癖があり、ハルカにチームアキラの管理を任せた後、本人はロケットに乗って旅に出ている。アキラいわく「じいちゃんは昔からそうだった」ということから、チームアキラ結成前も時々放浪していたようである(その旅の途中でボーンレックスなどのバトロボを製作したこともある)。前述のクラスターシステムを開発したり、設計図もなしにバトロボを製作できる技術力を持つなど、まさに天才科学者と言ってよい人物。しかし、少年時代は勉強が苦手だった模様。過去にビッグバンと同じ開発スタッフに所属していた時があり、彼と共同してバトロボの開発を行っていた。
プロフェッサー・ビッグバン
ダイクーン教授
バトロボマッチに恨みを持つ覆面を被った謎の人物。ギンザンを初めとするバトロボを製造し、アキラたちを付けねらっていた。当初はハジメ博士が開発したクラスターシステムが目的だった。その正体は、かつてクラスターシステムを共同で開発していたハジメ博士の友人・ダイクーン教授であり、ある事件をきっかけに悪の道に逃げ込んでしまった悲劇の人物であった。そのため、友情や信頼を信じなくなり、自分が製造したタイガマルたちですら最終的には見捨ててしまう。しかし、アキラたちとの最終決戦で友情の大切さを知り、本来の自分を取り戻すことになる。
コミッショナー その名の通り、バトロボマッチのコミッショナーであるが、本名は不明。バトロボマッチ初心者であるアキラにアドバイスを送ったり、マッチの手続きを代わりに行ったりしてくれる、よき理解者でもある。
リューグ ファイトネーム「燃える竜騎士」。チームアキラのバトロボの中でも最も小柄で、アキラとほぼ同じ身長である。しかし、その小さな身体にはクラスターシステムが内蔵されており、バトロボのオーナー(アキラ)と心を同調することでその力を発揮することができる。小回りが利く身体とスピードを活かした戦法を使う。技は剣で相手を切り裂く居合い斬り「ナイトスラッシュ」と、剣を大地に突き刺し、地面からマグマ状のエネルギーを噴出させ、敵にダメージを与える「ナイトクエイク」。
ガンダー ファイトネーム「白き不沈艦」。ドラゴンタイプのサポートロボット。通り名の通り、鉄壁の防御力を誇る。背中にリューグを乗せて移動することも可能。リューグと合体してダイガンダーになる他、ブライオンと合体してダイガライオンに、ボーンレックスと合体することでダイガレックスになる。
ブライオン ファイトネーム「蒼き稲妻」。ライオン型のバトロボ。アキラがまだ小さいころから存在したことから、誕生から相当の年月が経っていると思われる。しかしそのためなのか、時々オヤジっぽい仕草を出すときがある。通常はビーストモードで行動するが、戦闘時にはファイターモードに変形する(他のバトロボも同様)。技は、手甲のクローから繰り出す「サンダークロー」や、タテガミと尻尾が変形した大型のクローで相手を切り裂く「ライジングクロー」。
イーグルアロー ファイトネーム「甦るウィリアム・テル」。鷲型のバトロボ。射撃の腕はバトロボの中でもトップクラスに入るほどで、通り名もそれに準じている。性格は少しキザっぽい半面、ユーモアのセンスもある。ビーストモードでは、両翼の先端を発火させて突撃して相手を切り裂く「ファイヤーウィング」を、ファイターモードでは右肩に背負ったランチャーから炎の矢を放つ技「ファイヤーアロー」を使う。ビーストモード時にはブライオンと合体することが可能で立体的な攻撃を行う。またダイガンダーの腕に武装合体することが可能である。
ドリモーグ ファイトネーム「縁の下の暴れん坊」。モグラ型のバトロボ。おっちょこちょいでドジを踏むことが多い。語尾に「〜モグー」とつけて喋る。モグラモチーフらしく、メインウエポンはドリルで、20cmの鉄板を貫くことができる。技は胸部から衝撃波を相手に放つ「クラッシュバーン」。地中戦や意表をついた攻撃、サポートも得意である。ブライオンと合体して攻撃力をアップすることも、ダイガンダーとの武装合体も可能。
ボーンレックス ファイトネーム「ジュラシックソルジャー」。ティラノサウルス型のバトロボ。長い間放浪していたためか、誰にも縛られない生き方を好む。アキラに説得され、仲間に入ることになる。武器は尻尾が変形した「テールブレード」で、そこから放たれるエネルギー剣「ティラノスラッシュ」が必殺技。
デスペクター ファイトネーム「死神貴族」。プテラノドン型のバトロボ。普段は貴族らしく振舞うことが多いが、バトル時には冷酷非道な死神と化す。「地獄へ送ってやる!」が口癖。言葉を話せないトライホーンとコンビをとることが多く、彼の代わりに相手に言葉を伝える役割も多い。武器は大鎌(処刑鎌)の「スペクターサイズ」で、技は衝撃波を飛ばす「スペクタースラッシュ」。単独でダイガンダーの腕に武装合体したことがある。ボーンレックスの背部に武装合体も可能だが、ほとんど使用することはなかった。
トライホーン ファイトネーム「怪力門番」。トリケラトプス型のバトロボ。「トリケラ」としか話せない。チームアキラのバトロボの中でも腕力が強い。武器はビーストモード時の頭部が変形した三叉鉾だが、劇中でそれを使う機会はほとんどなく、もっぱら高速でパンチを放つ技「トルネードパンチ」を使う。また、怪力を活かした攻撃も多い。トライホーンも単独でダイガンダーと武装合体を行ったことがある。
ギンザン ファイトネーム「敵か味方か謎のガンマン」。アキラたちの前に現れた謎のガンマンファイター。ユニコーン型のビーストモードに変形する。当初はチームアキラと対決するために出没していた。しかし、ある経緯によりアキラたちと協力した後、ビッグバンから自分がダイガンダーと同じ系列のバトロボと知らされ、自分は何のために存在しているのかという疑問を抱くようになる。基本的に孤高の一匹狼な性格で、タッグを組むことはない。タイガマル・ロウガマルとチームを組むことになったときも、本人はそれを嫌がっていた。武器は両腕に仕込まれている「ツインリボルバー」。背中のウイングを展開し、エネルギーを収束して放つ「ファイナルリボルバー」が必殺技。同じ系列のシステムであるため、ダイガンダーと合体することで「ドラゴンリボルバー」形態になることができる。なお、チームアキラのバトロボとは異なり、ファイターモードが基本形態であり、移動や高速戦闘時にビーストモードに変形するスタイルをとる。
タイガマル ファイトネーム「機動大盗賊」。ビッグバンが新たに製造した虎型のバトロボ。歌舞伎口調で話すため、少し見栄をはっている感じを持つ。基本的にロウガマルと共に行動し、アキラたちをしつこく付けねらう。しかし、ロウガマル共々どこか抜けた面が目立ち、ドラゴバースト登場後は彼によって共に軽くあしらわれる。ラフプレーが目立つもののロウガマル共々ビッグバンへの忠誠心は強く、テンコンスリポンが撃破された際にはそのコクピットからビッグバンを救出し、改心のきっかけを作った。必殺技はタイガ剣を鞭のように振り回し、竜巻状のエネルギー波をぶつける「タイガ竜巻斬り」。
ロウガマル ファイトネーム「機動忍法帳」。タイガマル同様、ビッグバンに製造された狼型のバトロボで、「ござる」が口癖。忍者らしく隠密行動が得意であるが、基本的にタイガマルと共に行動するため、単独で隠密行動をとることは少ない。実は城マニアの一面を持っており、自分の城を築きたいと考えている。専用武器ロウガ剣から放たれるエネルギー波で斬り裂く「ロウガ三日月斬り」が必殺技。
ドラゴフリーザ
ドラゴフレイム
ファイトネーム「吹雪が生んだ冷血賢者」(ドラゴフリーザ)、「マグマが生んだ熱血剣士」(ドラゴフレイム)。約30年前に開発されたバトロボのプロトタイプ。初期のバトロボのため、言語機能は簡略化されている。ワイバーン型のビーストモードに変形するほか、それぞれ武器モード(ブリザードシールド・フレイムセイバー)に変形することができる。フリーザとフレイムは兄弟ロボであるため、共通点が多い。また、接続用のコネクターが設置されていないため、ダイガンダーの手に装備された以外はこれといった武装合体を行うことはなかった。当初、フリーザとフレイムはドラゴバーストに操られていたが、ハジメ博士に修理された後に自我を取り戻し、それ以降はダイガンダーユニットに編入されている。二体が左右に合体し、空を飛べないダイガンダーを上に乗せることも可能。
ドラゴバースト ファイトネーム「伝説の暗黒獣」。ハジメ博士たちが所属していた研究所で開発された、クラスターシステムのプロトタイプを搭載したバトロボ。しかし、システムの暴走によってフリーザ・フレイムとともに姿をくらましてしまう。研究所崩壊後はコロニーの残骸に潜んで、同じシステムを持ったパートナーの誕生を待っていた。ビッグバンのような人間がいることで人類を忌み嫌っており、ロボットのロボットによるロボットのための世界をつくるという野望を持っていた。しかし、アキラとの戦いと、彼の言葉を通じて感化、改心する。最終回ではドラゴンダイガンダーに合体する形でダイガンダーと共闘、後日談を描いたエピローグの場面ではアキラの試合を見届ける。
ダイガンダー ファイトネーム「爆闘王」。リューグとガンダーがヘッド合体した形態。この形態ではリューグの性格よりもガンダーの性格が表に出る。言葉もほぼ無口になり、リューグとは対照的な戦い方になる。「ダーッ!!」が口癖。武器はガンダーの頭部が変形した「ドラゴンソード」と肩に装備された連射可能のキャノン砲「ドラゴンキャノン」。ドラゴフリーザとドラゴフレイムがユニットに編入された後は、フレイムセイバーとブリザードシールドを装備した状態で放つ必殺技「ドラゴンバスター」が追加された。
五九 本作の主人公。カカ・マウンテン出身の「最強最悪」を自称する非常に楽天的で下品でスケベな第一世代アソボット。猿顔のため周りからは「サル」と呼ばれることが多く、本人はそれを激しく嫌っている。しかし感情的になった際は猿のような奇声を発したり、好物がバナナであるなど本能的には猿であることが窺える。楽天的な性格だが、親友であるトンゴー・ジョーが敵によって重傷を負った際には涙を流して敵を討つなど、意外に仲間思いな一面もある。
サンゾウ
玄奘三蔵
本作のもう一人の主人公。素直で正義感の強い少年。現在の東京から1000年の眠りについて、砂漠化した作中の時代で覚醒(テンジク砂漠で気絶していたところを漫画版ではスージィに発見され、ミロク村で治療を受けて目覚めた。アニメ版では五九盗賊団の乗るコンテナの破片が体に突き刺さり、そのショックで蘇生)した。世界を救う救世主として、49の鍵を集める旅に出る。1000年前に五九を「共に運命を切り開く」パートナーアソボットに決めていた。五九との対面時にコマンドをかけ、「コマンドを解除するためにはジパングに行く必要がある」と理由をつけて半ば強引に五九盗賊団を旅に同行させた。
スージィ フルネームは「ゴータ・マ・スジャータ(アニメ版では「ゴータ・マ・スージィ」)」。 人間の少女で、後述する村長「ゴータ・マ・テンドウ」の娘(漫画版ではテンドウに拾われた孤児、アニメ版では実娘)。明るく物事をハッキリという強気な性格で、五九に対してはやや暴力的。父であるテンドウに伝説の結末を見届けてくることを託され、サンゾウ一行と共に旅立つことを決心し、仲間に加わった。五九がサンゾウにコマンドを入力されて以降、五九への制裁は主に彼女が行っており、その際は勢い良く殴ったり蹴ったりするなど過激なものが多い。
トンゴー 五九・ジョーの親友で第二世代。片目に眼帯を付けた、豚のような姿をした大柄のアソボット。胸部に円形のハッチのついた鎧を着ており、漫画版ではその内部に赤ん坊のような生物が確認できるが、これはトンゴーの知能のような存在で、実に300年間は生きているという。ただし、ハッチの中でしか生きることができないらしい。アニメ版では赤ん坊は入っておらず、ハッチの中には小物の収納スペースがある。「強力のトンゴー」や「鎖ハンマーのトンゴー」の異名を持つ。その見た目から「ブタ」と呼ばれることもあるが、本人は満更でもない様子。見た目通り力が強く、また料理も上手。
ジョー 五九・トンゴーの親友で、トンゴーと同じく第二世代。足元まで隠れるほどの青いロングコートを着た、美形のアソボット。「死神のジョー(アニメ版では「十字架のジョー」)」という異名を持つ。葉っぱのようなものが円状に付いた帽子を被り、口元をマスクで隠している。水が大好きで、それに関する知識は豊富。また工作も得意でメンテナンスは彼が行っており、アニメ版ではスカイウォーカーをレース用のマシンに改造したこともあった。五九・トンゴーに比べてテンションはやや低めだが極端にクールというわけではなく、口数は多い。平気で寒いギャグをかますこともある。
スカイウォーカー 五九の愛馬アソボット。どのような経緯で出会ったかは不明だが五九にとても懐いており、意思の疎通ができる模様。五九の「大変身」の際にプロテクターを届ける役目を持ち、その際は3DCGでモデリングされた、より機械的な姿に変化する。腹部の側面はジェットエンジン付きの翼が収納されており、飛行も可能。仲間がピンチの際には敵に不意討ちを仕掛けたりするなど、意外に活躍する場面は多い。基本的に馬の鳴き声を発するだけで喋ることはないが、漫画版の終盤ではスカイウォーカーを介してキュウゾウ博士の意思が言葉を発している。
魅音 抜群のスタイルにピンク色のロングヘアが特徴的な女盗賊アソボット。第一世代。神出鬼没でずる賢い性格をしており、五九盗賊団の行く先々に先回りしては敵と手を組んで49の鍵を横取りしようとしたり、敵に裏切られて捕まってしまった際には五九盗賊団に寝返って助けを求めたりするが、逆に五九盗賊団をピンチから助けることもある。当初は五九の持つジョイスティックを手に入れようとしていたが、自分では使いこなせないことが判明してからは狙わなくなった。「サティ」というフェレットのような姿をした小動物型のアソボットをつれており、それをスケボーのような乗り物に変形させて移動手段として使うこともある。
紫苑 第一世代アソボット。魅音が目覚めた直後に彼女も目覚めたため、魅音を姉のように慕っている。外見はツインテールにヘルメットを被った幼女とスタイル抜群の成人女性の2種類の姿を持ち、任意でそれぞれに変身が可能のようである。後に幼女の姿で五九盗賊団に加わるものの、その正体はサンゾウを監視するためにプロフェッサーDが送り込んだスパイであり、同行している通信機を兼ねたキツツキのようなアソボットを介してプロフェッサーDやカスパーと通信を行っていた。
ヤズー 五九のライバルと言える存在で、銀髪で美形の第三世代アソボット。前髪で片目が隠れている。戦闘能力は非常に高く、当初から五九を圧倒するほどの強さを見せ付けた。初登場したテルミニ村編では純粋な悪役で「寄生アソボット」であり、カオスII世の体に寄生して乗っ取ることで、一人二役の演技をして村人を騙していた。その後破滅ウイルスを発動した際に一度は五九に倒されたが、後に復活し再登場。その際は長髪にロングコートという出で立ちに変化しており、以前のような寄生アソボットではなくなっている。また、当初に見られた悪徳な性格から一変して冷静なダークヒーローのような立ち位置になった。 この時点から徐々にプロフェッサーDに対して疑念を抱くようになっていた。
キュウゾウ
玄奘久造
サンゾウの父親で、アソボット開発の第一人者。スケベな性格だが、根は真面目(アニメ版ではシリアスな風貌の科学者)。1000年前にこの世の終わりを防ぐべく、サンゾウをコールドスリープさせた。ジパング編では脳の入った小型メカを介して「意思だけ」再登場した。
プロフェッサーD
出門龍太郎
破滅ウイルスを作り出した張本人。かつてはキュウゾウの同僚であり、共にアソボットの研究を進めていたが、その実はキュウゾウの考えとは正反対でアソボットは人間との共存のためではなく、「地球を汚染してきた人間をアソボットが排除することで、地球を本来の美しい姿に戻す」ことを目的としていた。現代の時点でサンゾウと同様にコールドスリープによって1000年の時を越え、サンゾウの旅を妨害するべく数々のアソボットを仕向けていた。五九や魅音からは「プロフェッサーB」、「プロフェッサーG」などと、最後まで何度も間違った名前で呼ばれ続けている。
GK フリガンズのリーダー格のアソボット。その外見はドイツ代表のゴールキーパー「オリバー・カーン」に酷似している。サッカーボール状の爆弾を使った攻撃を得意とする。五九とは昔から仲が悪かったようである。腹部に大きく「フ」の字の書かれた黒装束に、左右に円筒状の突起が付いたヘルメットを被った醜いアソボットを何体も従えている(その中には性別的に女と思わしき者も一体混じっている)。アニメ版では五九に倒されても懲りずに幾度となく現れるため、敵役としては登場回数が多い。
ジュテーム GKの配下で、オカマのアソボット。その生理的に不気味な容姿は五九やトンゴーでさえ受け付けられず、まともに戦うことができなかったほど。トンゴーの故郷を占拠していたが五九に倒され、それ以降は別の街でダンサーとして再登場。その後も第42話にて雇われアソボットとして再登場している。なお、倒される際はわざわざ化粧を直してから気絶するなど、美に対しては妙なこだわりがあるようである。恐らく作中で唯一、五九が苦手としている敵であるといえる。
ゴータ・マ・テンドウ ミロク村の村長。五九とは旧知の仲で、かつては「山賊王ドラゴ・ヴェーダ」として恐れられていた。その際は一度五九を倒しているようである。山賊を引退してからはミロク村の村長となり余生を送っていたが、マリオ兄弟に村を襲撃されたことにより再び立ち上がった。しかし体が老いていたためにまともに戦えず返り討ちにあってしまい、娘であるスージィに自分の代わりに伝説の結末を見届けてくることを託した。その後漫画版では一命を取り留めたが、アニメ版では死亡した。
ユウ 人間の少年。姉を大蛇神の生贄で失っており、これ以上生贄を出さないために奮闘する。
ルルカ 人間の少女。ユウの友達で、今回の大蛇神の生贄に捧げられることになってしまった。
カオスⅡ世 テルミニ村の神官長。ヤズーとは旧知の仲であり、友であった。村人からも慕われている。大蛇神に村人の生贄を捧げるように仕向けた張本人であるが、大蛇神に関する一連の策略は彼自身によるものではなく、全て彼の体を乗っ取ったヤズーの仕業であった。
クチナ 人間の男性。村人からの人望も篤い。
タマラ 人間の女性。クチナの恋人。
ユアン ジュモク村村長。タマラの兄。アソボットを嫌っており、五九盗賊団を村に入れることを快く思っていなかった。
ズッソ 全身が緑色で丸いサングラスをかけた盗賊アソボット。時々語尾に「ベイビー」をつけるのが口癖。爬虫類のような外見の子分のアソボットを従えており、自らの率いる「ビッグトカゲ団」でジュモク村の水を奪うべく、幾度にわたり村を襲撃していた。斧のような武器を使うほか、耳からはジェル状の爆弾を生成できるようであり、村の裏切り者にそれを使用させて村の砦を爆破した。子分との合体が可能で、巨大な爬虫類のような姿になることもできる。最後は五九盗賊団に敗れ、湧き出た水流に流されてしまった。
ミュール ルコラ王国の王女。容姿端麗でスタイル抜群。人前では暗く冷静に振舞っているが実際はとても明るい性格であり、五九もそのギャップに驚いていた。トライナイツの一人であるシリウスとは相思相愛であり、何度も密会していた。実は第二世代アソボットで、代々背中に49の鍵を隠していた。
サイトス ルコラ王国トップの剣士「トライナイツ」の一人。容姿端麗で剣術も達者な第二世代アソボット。その容姿から、女性には非常に人気がある。実は後述するカスパーの手先であり、破滅ウイルスの感染者。「フライキラー」と呼ばれる蜂のような小型メカを用いて金属にウイルスを注入、自在に操ることが出来、トンゴーや五九を苦しめた。また、破滅ウイルス発動時には全裸の巨大な姿に変貌を遂げたが、五九に体の膨張を妨害され、そのまま弾けてしまった。アニメ版では一命を取り留め、病室に運ばれるも、失態の罰としてカスパーに始末された。
シリウス トライナイツの一人。色黒でやや悪人面の第二世代アソボット。トライナイツに入る前までは盗賊団のリーダーとして荒くれており、その際にジョーとは面識があったようである。盗賊時代に「Dの戦士」と名乗る楽器を持った4人組(=カルテット)に圧倒され、砂漠で倒れていたところをミュール王女に救われたことから、彼女に忠誠を尽くすことを誓った。本名は「エル・ジイド」だが、トライナイツに入る際にその名前は捨てている。
ガルーツ トライナイツの一人。大柄で筋肉質の第二世代アソボット。片目が赤いオッドアイ。巨大なチェーンソー状の武器「チェーンソーブレード」を使ったパワー戦を得意としている。
鍋爺 妖怪アソボット。頭に鍋を乗せた提灯のような顔の老人。
城主 顔面に隈取をした殿様のような出で立ちのアソボット。本名は不明。ある日突然現れ、リトルジパングを支配していた。公開処刑を見ながら酒を飲むのが趣味であるという。戦闘時は後述する大明神を使用するため、城主自体は強いのかは不明。
大明神 三つ目の妖怪のような姿をした巨大なアソボット。その巨体がタワーにぶら下がる様は、海外映画「キングコング」を髣髴とさせる。その正体は城主の操縦するロボットであり、サンゾウによってコクピットの位置を探し出され、最期は五九によって城主と共に倒された。
カリン クシャナ村の道場の1つ「クラマ道場」の師範を務める人間の女性。抜群の巨乳の持ち主。闘技大会で父親をガンツに殺されている。
ソウヤ カリンの同志の美形の青年。表向きはガンツから道場を護ろうとするが、その本性はガンツのグルであった。その最期は待ち伏せしていた五九に倒された模様(どのようにして倒されたかは不明。また、その後の行方も定かではない)。
ガンツ プロフェッサーDの配下で、大柄で不気味な目つきに矯正器をつけた口など、いかにも悪役といえる出で立ちのアソボット。自身の経営する悪徳道場「ガンツ道場」の師範であり、闘技大会の出場料を支払えていないクラマ道場に対して、ガンツが出場料を支払う代わりにプロフェッサーDからの命令で担保としてカリンの持つ49の鍵の1つを奪い取ろうとしていたが、実際は仮にクラマ道場が出場料を支払えたとしても、最終的には強引に鍵を奪い取るつもりであった。
ガブル ガンツの手下のアソボット。かなりの肥満で巨体。斧のような武器を使用する。しかし闘技大会ではソウヤの代役として出場した五九に秒殺されてしまった。
バンダム 人間の男性。偶然にもその容姿はテンドウに似ており、スージィは彼に接触した際に父のことを思い出している。
チョコ 人間の少女。やや天然な性格をしている。
ミルク チョコの妹で、クルミの双子の姉。
クルミ チョコの妹で、ミルクの双子の妹。
ガリン プロフェッサーDの配下。雪だるまアソボットを従えてオーロラシティを占拠し、街の核である「アイスクリスタル」を操作してオゾン層を破壊しようとしていた。両刃の斧を武器とし、その先端からは冷凍光線を発射することもできる。
マーメイ 竜宮島に住む、人魚のような姿のアソボット。銛を武器としている。「マーメイ」は固有名詞ではなく、全く同じ外見のものが複数匹いる。五九盗賊団が接触したのはその中の1匹である。普段は鳴き声を発する程度だが、実際は普通に喋ることができるようである。
乙姫アソボット その名の通り乙姫の姿をした美女アソボット集団。個々の名前は不明。しかしその正体は竜宮島を占拠し、マーメイたちを召使いとしてこき使っていた醜い魚人アソボットであった。目から対象をメロメロにする 「セクシービーム」を放ち、五九盗賊団の男性陣を洗脳して家事全般の仕事をやらせ、一生こき使おうとしていた。
カスパー 仮面を被り、道化師のような奇抜な服装をしたアソボット。ルコラ王国編から度々登場し、人気のない所で一人無言でバイオリンを弾いていることが多い。終盤では五九盗賊団と直接接触し、その際は若干服装が青色を基調としたものに変わり、バイオリンを銃器に変化させて戦う。また、普通に会話もしている。
マーティ 色黒のアソボット。寡黙で、カスパーと行動を共にすることが多い。トランペットを持ち、戦闘時はそれを銃器に変化させて使用する。ジパングでの戦闘の際は少年と少女のアソボットを従えている。最期まで一度も声を発することがなかったため、担当声優はいない。
マリー ゴスロリの少女アソボット。見かけによらず性格は冷酷。円状に並んだ打楽器を武器とし、それによる音の振動で自身を巨大化させる幻影を作り出して戦う。
マリオ兄弟 GKに雇われた、二人組みの殺し屋アソボット。個々の名前は不明。兄は大柄で肥満体、弟は長身痩躯という出で立ち。テンドウとは以前に面識があったようである。腕部の巨大な爪と大型の鎌を武器とするほか、貼り付けた相手を操る「マリオネットシール」を使用してトンゴーとジョーを苦しめたが、そのことがきっかけで五九の怒りを買い、最終的に五九に兄弟揃って外皮を削ぎ落とされ敗北。
フレイム ヤズーの配下の溶接アソボット。いかにもロボットといえる外見をしており、両手からは火炎放射・肩部からは高熱の蒸気を発し、さらには回転による肉弾戦も得意とする。五九に敗北後はヤズーにリベンジのチャンスを求めるものの、フィオーレによって始末されてしまった。
フィオーレ ヤズーの配下の和装でおかっぱ頭のガーデニングアソボット。笛を吹くことによって樹木を操り、その際はなぜか毛が伸びる。五九に一度は敗れたものの、後にテルミニ村で再登場。しかしその後もトンゴーとジョーによって倒された。
ウィンド ヤズーの配下。風を操るアソボット。両手両足がジャイロになっており飛行が可能。腹部から竜巻を発射して攻撃する。スージィを誘拐するものの、人質が通用しない五九の前に敗れた。
ペガサスナイト 顔の半分をマスクで覆った、剣士のような姿のアソボット。侍口調でしゃべり、「ストロングで強い」、「最後のラストだ」など、二重の言い回しをする。翼を生やしており、それによる飛行も可能。戦闘力はジョーと互角で一度は勝利するも、再戦時はコラボアップしたジョーの前に敗れた。
エレファントビショップ 大柄で筋肉質のアソボット。巨大な肩パッドに象の鼻のように長いノズルの付いたマスクを付けている。トンゴーを上回る怪力を持ち、何度もトンゴーを圧倒したが、最終的にコラボアップしたトンゴーの前に敗れた。
ドーベルマンキング 王冠のような帽子にマントを着用、巨大な薙刀を武器としている。女好きであり、好みの女性を見ると尻尾を激しく振る。外見は人間に近いが習性は犬そのもので、猿似の五九とは文字通り「犬猿の仲」である。ブルドッグのようなアソボットを子分として従えている。料理村を襲撃し、料理のタダ食いを繰り返していた。最期は五九の前に敗れた。
キャットルーク 中性的な容姿のアソボット。角笛を所持しており、それを吹くことによってペガサスナイト・エレファントビショップ・ドーベルマンキングを操る(劇中では、サンゾウのハモニカと同様の効果があることが窺える)。魅音は男だと思い込んでいたが、実際は女。サンゾウの旅を終わらせるべくプロフェッサーDが作り出した。最期は五九によって倒された。
マシンガンブラザーズ 恐竜の骨を模したバイクに乗った3人組のアソボット。個々の名前は不明。テンガロンハットを被ったセミショートの美形の男をリーダー格に、ロケットランチャーを使う太めの男とショットガンを使うヤンキー風の女という構成。一度五九に倒されていたため五九に対して3人とも少々臆病になっていた。49の鍵を集めようとしていたところを紫苑に唆され、五九盗賊団の持つ鍵と引き換えにするためにスージィ(と、成り行きで魅音)を誘拐したが、3人ともそれぞれ五九・トンゴー・ジョーとの一騎討ちであっけなく倒されてしまった。その後の行方は不明。
ビートマ 主人公。カブトムシのようなスタンダード系種族・カブト族。頭があまりよくなく、考えることもあまり好きではないが、思い立ったらすぐに行動する。ワイバーストとはよく喧嘩をしているが、互いに認め合っている。ヴァローゼに申し込まれた決闘は邪魔が入らない限り必ず受けて立つ。ヴァローゼ登場後、影響されたのか「根性だ」という言葉を使うようになる。プラスターマークは腹部にあり黄色。トウマとプラストオンすると位置は変わらないが、デリィの場合胸部に移動する。49話でマイティVを庇ってダーク化してしまうも、50話でトウマの説得により解放される。得意技は「ガチンコヘッド」など。
ビートマEX ビートマがゴンゴラゴンのエネルギーを得た姿。戦闘時、興奮した時にこの姿に変身する(なお、最初はゴンゴラゴンのエネルギーの制御ができなかった)。プラスターマークの位置・色は特に通常時と変わらないが、トウマ・ダイランドとプラストオンすると胸部に移動するようになる。最終回にてジャネーンの親玉との戦いでゴンゴラゴンのエネルギーが抜けてしまったため、以後ビートマはこの姿に変身することができなくなった。得意技は「ビートボンバー」など。
ワイバースト 準主人公。ワイバーンのようなスタンダード系種族・グリップ族。知識が豊富で、ゴンゴラゴンについて調査をするためビートマに同行する。初めは冷静沈着なキャラクターだったが、中期あたりからコミカルないし情けない面が垣間見えるようになる。普段は2足歩行しており、急ぐときは馬のように4足で走る。マイナスターとの戦闘が終わった後はギンガードと同じくレーサーとしても活躍し、一度ビートマたちと別れることになった。高所恐怖症である。本作品がテレビアニメであることを知っているかのように、「プラスターが諦めたら番組にならない」という発言をしたことがある。プラスターマークは胸部にあり黄色。トウマ・ガン・カッチン姫のいずれとプラストオンしても腹部に移動する。なお、カッチン姫とプラストオンした際は女性に変化する。51話ではジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「サブマリンテイル」など。
ハーニア ハチのような風系種族・ハニー族。唯一の女性プラスター。デリィとは仲が良く、いつもデリィとプラストオンしている状態でいる。口癖は「○○にゃ」。フェザードとも仲が良い。プラスターマークは額にあり赤色。デリィ・トウマ・カッチン姫のいずれとプラストオンしても下腹部に移動する。トウマとのプラストオンは1回のみで、カッチン姫とのプラストオンは2回。なお、トウマとプラストオンした際とダーク化した際は男性に変化する。50話でジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「びりびりハニー」など。
モーリィ モグラのような地系種族・モール族。地上ではあまり早く走ることができず、ビートマたちにいつも追いつけず大変な思いをしているが、地中ではかなり速く掘り進むことができる。気が弱いため勇気のある男になりたいと願っており、ビートマを「兄貴」と慕う。最初はプラスターマークが付いていなかったが、後にマイナー獣からドリューンやビートマを助けたいという気持ちから額に出現した。いつもどこか周りとズレている。14話で不意打ちにトウマとプラストオンし、力を体感すべく、地面を掘り続けた拍子にオケラッチ族のところへ転落し、オケラッチ族から「恵みの神様」と呼ばれていた。後にオケラッチ族の真実を知った時は誤解で捕らわれたトウマを救い、水を放出しつつ、ビートマとワイバーストの元へ帰還した。ドリューンのことを慕い、彼の事を「様」付けで呼んでいる(これはモール族全てに当てはまる)。プラスターマークは青色。トウマとプラストオンすると腹部に移動するが、カッチン姫の場合位置は変わらない。第47話でジャネーンに取り込まれてダーク化してしまうも、PビートマEXによって解放される。得意技は「もりもりモーリィ」など。
ザガリアン ザリガニのような水系種族・ザガリ族。海賊の頭領で「大海賊」の異名を持っている。手下はかなりの数がいるが、全てホタテ。ポセイホーンと仲が良い。プラスターマークは額にあり赤色。トウマ・ガンどちらとプラストオンしても腹部に移動する。第41話でジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「こおりのヤリ」など。
ガブリオン ライオンのような炎系種族・タテガミ族。最後まで正義を突き通す、老勇者である。息子が1匹いる。4足走行。プラスターマークは胸部にあり赤色。トウマとプラストオンすると腹部に移動する。ハーニアと同様トウマとのプラストオンは1回のみ。マイナスターとの最終決戦の際、ザナグールとの戦闘の末彼と共に海中に消えるが、無事生還した。第47話ではジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「クリムゾンフレア」など。
タンキュー 戦車とロボットを足したようなメカ系種族・タンク族。プラスターワールドの発明家で、プラストギアやプラスターロボの制作に携わった他、人間界の物を改良したメカを多数作っている。ビートマの知り合いで、正式ではないが一応セイフティのメンバー。戦闘をしたがらず、常に研究所にこもり様々な研究をしている。足はキャタピラ。一人称は「僕あるいはワシ」であるが、ダーク化した時は「ワシあるいは俺様」。プラスターマークは胸部にあり、赤色。トウマとプラストオンすると腹部に移動する。ハーニア、ガブリオンと同様トウマとのプラストオンは1回のみ。43話でDヴァローゼに捕らわれてダーク化してしまい、続く44話でビートマたちを襲った。得意技は「ハンドバルカン」など。
ドリューン 龍のような地系種族・リューン族。モール族に「勇者様」として慕われている。地中を掘り進むスピードはモーリィよりも更に速い。マイナスターの味方をしていたウォリアムとの戦闘が絶えなかったが、後に和解する。ギガジュールと互いの力を認め合っている。プラスターマークは腹部にあり黄色。トウマとプラストオンすると背中に移動する。46話ではジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「デスドリル」など。
ウォリアム 騎士のような炎系種族・アーマー族。故郷をギンギラギンの起こした津波に破壊され、自身も体を冷やされて仮死状態となるが、その際に伝説の勇者である人間とプラストオンしてギンギラギンと戦っていたゴンゴラゴンの後ろ姿を見て破壊者がゴンゴラゴンであると勘違いし、ヴァルダによって復活した後はゴンゴラゴンを追い攻撃を仕掛ける。一時期マイナスターに寝返ったこともある。元々アーマー族は体を急激に冷やされると体が固まり、仮死状態に陥ってしまうために水に弱い種族だが、ウォリアムの場合は故郷が壊滅した時の体験がトラウマとなっているためそれが顕著で、水を見ただけでも激しく取り乱すほどである。後に誤解が解けるがギンギラギンに突撃し、その結果ギンギラギンの光線で黄金に変えられ、破壊された。プラスターマークは下腹部にあり黄色。トウマとプラストオンしても位置は変わらない。得意技は「バーニングエンド」など。
フェザード オウムのような風系種族・フェザー族。プラスター界で最も高速で空を飛ぶことができる。普段はプラスターワールドとトレジャーワールドとを繋ぐ郵便屋をしている。ハーニアやデリィと仲が良い。プラスターマークは下腹部にあり黄色。トウマとプラストオンしても位置は変わらない。得意技は「ソニックストーム」など。
マシャンタ エイのような水系種族・シャンタ族。シャンタ姫に仕えている。どんなことにおいても基本的にはシャンタ姫のために行う。プラスターマークは胸部にあり赤色。トウマとプラストオンすると下腹部に移動し、声もイケメンに変わる。ドリューンと同じく、ジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「マシャンタテイル」など。
ギンガード フォーミュラカーのような意匠を体に持つ人型ロボットのようなメカ系種族・ガード族。プラスターレースのレーサーで、本編開始以前に行われたレースの優勝者。普段は各地のサーキットを視察している。ライバルはマッハだったが、後にワイバーストもライバルとなる。プラストターボに懐かれている。プラスターマークは腹部にあり赤色。トウマとプラストオンしても位置は変わらない。ドリューン・マシャンタと同じく、ジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「ギンガおとし」など。
ヴァローゼ 炎とバラを足したような炎系種族・フレイム族で、熱血系のプラスター。セイフティの2代目ボスで、イグニスの息子。イグニス没後はセイフティのボスに就任した。右目が紫色、左目は黄色のオッドアイである。かつて自身が決闘を挑んで打ち負かされたビートマをライバル視していて、決闘を何度も申し込む。「気合だー!!」を口癖としていて、いつ何時でも口に発する。アーマー族ほどではないが、炎系の為水が苦手。プラスターマークは左腕にあり黄色。ガンとプラストオンしても位置は変わらない。41話でジャネーンに取り込まれてダーク化してしまうが、45話でガンの説得により解放される。得意技は「フレイムウィップ」など。
バドニック コウモリのような風系種族・バット族。セイフティのメンバー。人の話を全く聞こうとしない性格。逆さの状態で何かにつかまっているのが一番落ち着くらしい。口癖は「ヴァー」。プラスターマークは背中にあり黒色。トウマとプラストオンしても位置は変わらない。41話ではジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「インパクトパルス」など。
テラ 犬形ロボットのようなメカ系種族・メタドッグ族。セイフティのメンバー。冷静沈着で適切な状況判断ができる。セイフティの中で恐らく一番真面目である。声がまるでヘリウムを吸った後であるかのようにガラガラである。プラスターマークは胸部にあり黄色。ガンとプラストオンすると下腹部に移動する。バドニックと同じく、ジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「ゼロ・ファイナル」など。
ギガジュール 岩石のような地系種族・ロック族。セイフティのメンバー。自分のことを「身共」と呼び、二人称には「貴公」を用いるなど、少し昔の人間のよう。土の中を自由に動き回ることができる。ドリューンと互いの力を認め合っている。プラスターマークは胸部にあり青色。ガンとプラストオンしても位置は変わらない。バドニック・テラと同じく、ジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「ガイアクラッシュ」など。
ポセイホーン イッカクと人魚を足したような水系種族・イッカク族。セイフティのメンバー。普段は海の王様をしているが、あまりやる気がない。喋る単語の順序を逆にし、自身の名前やプラストオンの発音を歌うように発声するというあまりにも独特過ぎる喋り方をする。ザガリアンと仲が良い。プラスターマークは下腹部にあり赤色。トウマとプラストオンすると額に移動する。バドニック・テラ・ギガジュールと同じく、ジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。得意技は「ミストルネード」など。
マイティV バリーとは共に修行をした仲である伝説のプラスター。一度に多くの悪を倒せる力を望んだために闇に魅入られ、ジャネーンに憑依されたことがバッドル誕生の引き金となった。のちに50話では、再びジャネーンに取り込まれてダーク化してしまう。プラスターマークは下腹部にあり青色。バリーとプラストオンすると額に移動する。
ゴンゴラゴン ドラゴンのような姿をした水・土・メカの三属性を持つ伝説のプラスター。その昔ギンギラギンと戦闘し、世界平和のため自身と共に封印する。自身の命と引き換えにビートマに力を与えて、消滅した。プラスターマークは額にあり赤色。トウマとプラストオンすると下腹部に移動する。
トラストーム 虎のような姿をした火系プラスター。弟のドラストームと共にゴンゴラゴンに仕えていて、ゴンゴラゴンとギンギラギンを自分たちの張った結界により一緒に封印していた。復活したギンギラギンを倒すためトウマとプラストオンして戦った。プラスターマークは下腹部にあり薄い紫色。トウマとプラストオンしても位置は変わらない。
ドラストーム 虎のような姿をした風系プラスター。兄のトラストームと同じくゴンゴラゴンに仕えていて、ゴンゴラゴンとギンギラギンを一緒に封印していた。復活したギンギラギンを倒すためデリィとプラストオンして戦った。プラスターマークは下腹部にあり赤色。デリィとプラストオンすると腹部に移動する。
マッハ プラスターレースのレーサーで、バッタのような姿をしている。ギンガードのライバル。乱暴な面があるが、レース中の落下事故の際にワイバーストに助けられ、改心する。プラスターマークは腹部にあり青色。
ガイダンス タンスのような姿で、昔デリィと共にお宝探しをしていた。トレジャーワールドの領主に仕えている。ダンスが得意。プラスターレースの実況も行ったことがある。口癖は「○○ダンス」。
シャンタ姫 シャンタ族のお姫様で、マシャンタが仕えている。見た目は華麗なお嬢様だが、本性は熱血お姉さんキャラクターであり、かなりのお転婆。そのためにマシャンタや同族の仲間を幾度となくヒヤヒヤさせている。
イグニス フレイム族。プラスターワールドの平和を守る組織、セイフティの初代ボス。かつて自身に戦いを挑んだビートマに完勝するなど圧倒的な強さを誇るが、バッドルに襲われて死亡し、ヴァローゼに次なるボスの座を託した。
要トウマ 本作の人間側の主人公である人間界の少年。小学5年生で11歳。ある日道端に落ちていたプラストギアとビートマを見つけたことから冒険に巻き込まれる。初めは戦いが嫌いな弱々しくやや頼りない印象の少年だったが、冒険をするごとに少しずつ成長していく。サッカーが好きでガンや友達などとよく遊んでいるが、あまり得意ではない。色々な面で天然ボケなところがある。携帯電話を所持しており、塾に通っている。たまに人間界からプラスターワールドへクッキーなどの菓子を持っていきビートマたちに振舞う。各プラスターとプラストオンすると大抵は成熟した体格になるが、モーリィとプラストオンすると小柄になり、両頬に三対の小さな髭状をした突起が生じる。
デリィ トレジャーワールドに住むお転婆で謎の多い美少女であるお姉さん。ビートマたちを単体では普通に呼び捨てで呼んでいるが、纏めて「あんたたち」と呼ぶことがある。ハーニアと仲が良く、いつもハーニアとプラストオンしている状態でいる(その際はPデリィと呼ばれる)が、19話で絶交して一度離れ離れになり、その際にビートマと無理やりプラストオンされて露出度の高いコスチュームになった。また、プラスターとプラストオンしている空間はピンク色になっている。通常時の戦闘能力も高く、ハート型のブーメランを武器に戦う。第23話ではギンギラギンにマイナストオンをさせられてしまうも、PビートマEXによって解放される。第24話と第25話ではプラスターレースの中継を行った。カッチン姫・バリー・フェザードと友好関係がある。なお、プラスターとプラストオンしている空間はピンク色になっている。
炎田ガン トウマと同じ人間界の人間で、小学5年生。セイフティのメンバー。過去何度も転校を経験している。今回もたまたまトウマのいる学校の同じクラスに転校してきたことで出会い、自身も数多くマイナスターを倒しているにも関わらず、ギンギラギンを倒したことで自分を差し置いて勇者扱いされるトウマを妬んで彼のライバルとなる。しかし、最終的にはトウマと和解して共に冒険をした。アホ毛がある。
カッチン姫 トレジャーワールドにあるカッチン城のお姫様だが、まだ幼く、かなりお転婆でたびたび人に迷惑をかけている。プラストオンのことを「カッチン」と言うが、幼くて「プラストオン」とまだ言えないという訳ではない。ビートマとカッチンがしたくていつも追いかけ回しているが、最後まで拒まれ続けた。ビートマが駄目なら他のプラスターだ、と他のプラスターにもカッチンをよく迫っている。挙句の果てには人間であるガンにまでカッチンを迫るが、無論怒られただけだった。なぜかガンに名前を覚えて貰えず、「ガッツリ姫」「ガッカリ姫」などと呼ばれている。ほとんどの男性を「ちゃん」付けで呼んでいるが、トウマだけは呼び捨てで呼んでいる。デリィとバリーとは自身が毎日の英才教育に嫌気が指して城を抜け出した際、領主から彼女の捜索依頼を受けたデリィおよび成り行きでデリィと同行していたバリーと出会ったことが切っ掛けで仲良くなった。ロードと呼ばれている移動手段にはコターボを使う。モーリィやハーニアとプラストオンすると体型と声はそのままだが、ワイバーストとプラストオンするとプロポーションはかなり良くなり、声も変わる。また、デリィと同じくプラスターとプラストオンしている空間はピンクである。
バリー トレジャーワールド出身である青年。伝説の勇者で「レイバーロードのバリー」という異名を持つ。マイティVとは共に修行をした仲。腰に差した剣が武器。モンスターに襲われ、危ないところをデリィに助けられた事がある。
バッドル 闇に囁かれ、耳を傾けてしまったがためにダーク化されたマイティVに、プラストーンを用いて突撃したバリーが逆に飲み込まれたと同時に誕生した姿。頭部に一対の角と翼状の突起を持ち、左目を除いた顔を黒い布で覆った悪魔のような姿。ダイランドに指示を出してプラスターワールドの全てのプラスターを集めさせ、ダーク化しようと画策していたが、プラスター・ハンターたちの壊滅後は自らが暗躍する。ビートマたちとの激しい戦闘の末、バリーとマイティVとジャネーンに分裂した。
ザイアン トレジャーワールド出身のプラスター・ハンターで、研究者。ダイランドのことが好きであるが、アメドムチとはライバル。トレジャーワールド内にて指名手配されており、岩山に自身の基地を持っている。自作のハンターロボによるプラスター狩りを行うが、最後はトレジャーワールド軍に捕らえられ、ダイランド・バイヤと共に牢屋に幽閉された。口癖は「キィィーー!!」・「○○%ムカツク」で、笑い声は「オーッホッホッホ」および「サシスセソー」。
アメドムチ トレジャーワールド出身のプラスター・ハンター。気性が荒く冷酷な性格。兎に角金が欲しく、そのためにプラスター狩りを行っていた(ちなみに、彼の妄想内にてスーパーカーを所持する夢を持っていたことが明かされている)。おしゃぶりを模したキャンディをなめており、電磁鞭が武器。ココッコなど多くのモンスターを手下として仕えさせており、彼らには基本的に赤ちゃん言葉で接している。だが、彼らのことは使い捨ての駒としか見ておらず、役に立たないと判断すると切り捨てる。そのためモンスターたちからの不満も多かったようで、最後はビートマ一行に敗北後、ココッコに飲み込まれる(なお、その際に彼が落とした金はバイヤに回収された)。しかし、最終回エピローグでココッコの体内から助けを求めており、死んではいない。
ダイランド トレジャーワールドの人間。表では大臣としてトレジャーワールドを領主の替わりに治めていたが、実際はバッドルと結託し、プラスターの力を使ってトレジャーワールドを乗っ取ろうとしていた極悪人で、同時にプラスター・ハンターの首領でもある。領主・王妃を閉じ込めた張本人。カッチン姫から奪ったプラストーンでビートマとプラストオンするも、ビートマの抵抗によりプラストオンを解除されてしまう。その後はザイアンの製作した最強のハンターロボ・オメガズンを駆ってビートマたちを倒そうとするも、オメガズンの追尾ミサイルを逆利用されて敗れ、ザイアン・バイヤ共々牢屋に幽閉された。男性であるが、プラスターとプラストオンしている空間の色は紫色になっている。
ギンギラギン マイナスターの支配者で、黒いドラゴンのような姿をしている。かつてプラスターワールドを支配・壊滅しようとしたがゴンゴラゴンとの戦闘の末、共に封印される。一人称は「俺」。マイナストオンの際には、背中から放つ細い紫色の光線で対象を捕らえて繭状の光球に閉じ込め、首の付け根に隠された不気味な第2の口から体内にある暗黒の空間に取り込む。人間とマイナストオンすることで力を高めることができ、戦闘時は当たった対象を黄金に変える光線を放つ。後に復活して多くのプラスターたちを黄金に変え、さらにウォリアムを殺害。その後、デリィを体内に吸収してマイナストオンするが、ゴンゴラゴンのパワーを得たPビートマEX(トウマ)に倒されると同時にデリィは解放され、ウォリアムを除き黄金に変えられたプラスターたちも元に戻る。
ヴァルダ タコのような姿をしたマイナスターの長老で、水系マイナスター。プラスターワールドを征服するべくザナグール・ビッグライアに指示を言い渡し、自分はあまり活動しない。他のマイナスターと人間界のものあるいは自身を下腹部で同化させ、マイナストオンさせる能力を持っているが、その姿はかなり気持ち悪いらしく(なぜか肉片のようなものが飛び散り、放送時には必ず画面がずらされていた)、ザナグール・ビッグライアに嫌がられている。戦闘時は触腕で敵を捕らえ、下腹部に発生させた小型ブラックホールに吸い込む。理性的で冷酷な半面意外とセコい所があり、何かと弱みに付け込まれビッグライアに弄ばれている。加えてシャンタ姫のことが大好きであり、シャンタ姫の下手な似顔絵を見るだけでまるで茹蛸のように真っ赤になってしまう(トウマによると「茹何とか」)。けん玉がかなり上手い。顔の上にあるスマイルマークのような部分が心情の通りに変化する。
ザナグール 火山のような頭を持ち、怒るとすぐに頭から噴火する炎系マイナスター。喜怒哀楽を極端に表す性格で非常に暑苦しく、どちらかといえば頭が悪い。また、憂さ晴らしにガラクタを破壊することもあった他、天然ボケなところが多少ある。温泉が好きで、一度自作もしてしまった。単体での戦闘能力は高く、人間とプラストオンしたプラスターと互角以上に渡り合うほど。プラスターとの最終決戦でガブリオンとの戦いの末海に落ちて生死不明となるが、後に生きていたことが判明。ビッグライアと合流してギンギラギンのパワーを半ば強制的に貰うが、ビートマもEXにパワーアップし、ギンギラギンの手によって強制的にビッグライアとマイナストオンさせられザナライアとなるも、あえなく敗北した。口癖は「フンガー」。
ビッグライア 少し昔のコギャルのような喋り方をするマイナスターの紅一点で、鳥のような姿の風系マイナスター。幹部たちの中で特に口が達者。人間界から家電などのゴミを持ってくる役目をしていた。かなり形の良い巨乳。プラスターとの最終決戦にてヴァルダとのマイナストオンを拒み、戦線を離脱。その後はザナグールと再会し、彼と同じくギンギラギンのパワーで強化されるが、ビートマEX登場の引き立て役のようにして敗北した。
ヴァルダグーミ 迷走列車の車掌。ヴァルダと同じくタコのような姿をしているが、左手と右手に当たる触碗の先端がそれぞれスタンプ状と普通の手首状になっており、彼とは別人(ヴァルダはヴァルダグーミの母方のいとこの姉のはとこの友達)。プラスターとマイナスターとの戦闘が終わった後にビートマたちと出会うが特に対立はせず、闇で悩むことを生き甲斐としながらも「すべて闇だと光に嫉妬することもできない」との持論から最後はプラスターたちに協力する。ヴァルダと同じく、顔の上にあるスマイルマークのような部分が心情の通りに変化する。声は男性のようだが女性的な口調で喋り、性別不明。
マメタロウ 主人公。雑種の中型犬で3歳7ヵ月の雄。ペットショップで若月郁子に気に入られて若月家にやって来る。オレンジ色がかった茶色の毛と垂れた耳の端が特徴。日々の入浴で整えられたサラサラの毛並が自慢だが、雑種であることに強いコンプレックスを抱いている。 無芸大食。首輪抜けして、恋人であるはなことデートするのが日課になっている。
若月郁子 マメタロウの飼い主で小さな悩みに一喜一憂する、ごく普通の女子高生。頼りなさげな雰囲気を持つが、実際には芯が強く純粋な性格。同じ高校に通う秋吉純一に片思いしている。 父親から受け継いだ固い髪質がコンプレックスで、髪の端が跳ねているショートカットが特徴。小さい頃から飼っているマメタロウを非常に大事にしており、犬に関する知識も豊富で、お菓子作りが得意。
早乙女直 若月郁子と同じ高校に通う高校生。若月郁子の唯一無二の親友であり、憧れの存在。スタイル抜群でロングヘアー、運動神経も抜群だが帰宅部。性格は裏表がなく姉御肌で勝気だが照れ屋の一面もある。伊集院たけしとは恋人同士。親友である若月郁子の悩みには適格なアドバイスを送るなど、姉のようにも振る舞っている。怒ると毛先が蛇に変化することが特技。
セバスチャン 渡部京介の家で飼われている、ご主人である渡部京介の事が大好きなヨークシャー・テリアの雄。丁寧な口調と礼儀正しい態度が特徴。少しクールな考え方を持つが、これは大好きな飼い主である渡部京介の影響を受けたため。 愛くるしい外見で雌に間違えられる事も多い。子犬の頃、オナモミを体に付けていた事から、マメタロウに「オナモミ野郎」というあだ名を付けられた。
はなこ 若月郁子の家の近所で飼われている、マメタロウの恋人である紀州犬の雌。全身真っ白な毛並が特徴的な「べっぴんさん」。好奇心旺盛な性格で日々「冒険」を繰り返し、ほとんどは見当違いだが新しい発見を楽しんでいる。 天然の癒し系でほのぼのとした雰囲気が特徴的。性格は明るくメロンパンが大好き。マメタロウより体格が大きいことを気にしている。特技は体当たり。
渡部京介 若月郁子たちと同じ街で暮らしている高校3年生で、若月郁子と同じ中学に通っていた先輩でもある。クールで口数が少なく、会話に頻繁に皮肉を入れるなど、何を考えているか分からないタイプの青年。 しかし、犬に対して真摯に対応するなど優しい一面も持っている。セバスチャンの飼い主。
ハシブトさん 若月郁子たちが暮らしている街に棲んでいるハシブトガラス。自分の知らない情報はないと豪語している、自称「街の情報屋」。しかし、その情報の信憑性は決して高くなく、デマも多い。マメタロウたちはハシブトさんの情報に踊らされて、結果的に頻繁に迷惑を受けている。ただし、ハシブトさん自身に悪意があるのかどうかは誰も知らない。
若月郁子の家の近所で飼われている、短毛のミニチュアダックスフントの子供で雌。イタズラが大好きで言葉使いがガサツ、活発で自由奔放など男勝りな性格。年上であるマメタロウに対して生意気な態度を示すことも多いが、幼い頃のトラウマが原因で現在のような素直になれない、ひねくれ者になってしまっている。 しかし、大好きなセバスチャンの前では可愛らしい一面を見せる。
秋吉純一 若月郁子と同じ高校に通う同級生。テニス部所属で成績は優秀。また優しく誠実で、困った人を放っておけない性格。端正な顔立ちで周囲の女の子からの人気は高いものの、若月郁子に片思いしている。 若月郁子の飼い犬であるマメタロウにも愛情を注ごうとするが、マメタロウからはライバル視されているので、いつも砂をかけられてしまう。
伊集院たけし 若月郁子と同じ高校に通うテニス部所属の高校生。秋吉純一の唯一無二の親友で悪友。楽しいことが大好きな明るいお調子者。一見ヘラヘラしているように見られるが、親友や恋人など、他人を思いやる心は非常に強い。 過去の体験から犬が苦手になっている。恋人は早乙女直で、日々ストレートな愛情表現を繰り返している。
ジャック イギリス出身のコリーの雄。気位が高く、誇りも自信も一級品。一人称は「ミー」。自称エリートだが、何をやらせても超A級で、エリートの名が伊達でない事を示している。 世界中を転々としているために友達がいないものの、世の中で頼りになるのは自分だけだと信じて疑っていない。はなこを巡ってマメタロウと対峙することになる。
シベリアンハスキーの雄で、マメタロウたちの中では最年長。ビー玉のような青い目が特徴。大型犬であり目つきが鋭く、外見やぶっきらぼうな態度が恐れられているが、実際はいたって温厚で無口、根は優しくて力持ち的な、兄貴肌な性格。 落ち着いた大人のたたずまいをしているが、住宅街故に自由に吠える事も、運動も自由にならないことに悩んでいる。
パン・タロン 本編の主人公でパンダ型ロボニマル、大型戦闘用ロボット「パンダーゼット」の操縦士。ワルニマル帝国を相手に戦う。
ドクター・パンジィ パン・タロンの祖父。パン・タロンの父と共にパンダーゼットを製作。「ロボニマルの頭脳」と皆に慕われている。
デンワン パン・タロンの友達で電話の機能をもつ犬型ロボニマル。仲間の中ではリーダー的な存在だが少々おっちょこちょい。公衆電話なので電話をかける時にはお金がいる。
ラビンナ パン・タロンの友達で紅一点のウサギ型ロボニマル。明るく優しいマドンナ的存在であるが、本来の仕事であるナースとしてはまだまだ発展途上。
エテッキー パン・タロンの友達で少々臆病であるが、優秀なコンピューターを搭載している猿型ロボニマル。発明のヒントや気になることがあると頭頂部のランプが点灯する。
ゾウタンク パンダーゼット研究所防衛隊。珍しい四輪駆動車型のゾウ型ロボニマルで緊急時は放水車としても活躍する。隊長のみ体の一部が赤色になっている。
ケロライザー 分析を担当するカエル型のロボニマル。あらゆることを分析し傾向と対策を考えることができる。
ハンゾー タロンの父とは古くからの友人で、友情の証として赤いスカーフをつけている。カラス型ニンジャロボニマルでワルニマル帝国を探っている。
ポリダー巡査 パンダーゼット研究所前の交番に赴任した新しいおまわりさん。パンダ型ロボニマル。
グレゴロー親方 ワルニマル帝国の襲撃などで破壊されるパンダーゼット研究所を、熟練の腕で修理する頼もしい親方。クマ型ロボニマル。
メディカルベアー K.Rチームのリーダーで救急救命の専門家。2丁の注射器型ガンを持ちマトリックスばりのアクションで魅せる狙撃の名手。
レスキューベアー K.Rチームの隊員で双子の兄弟。兄(レス)は右耳に01と明記され肩及び踝が赤色、弟(キュー)はその部位が02と水色になっていて区別される。息ピッタリな動作で迅速に救助活動を行う。
ファイヤーベアー K.Rチームの隊員で実はまだ新人。消火活動を主任務とするため、強力なウォーターガンを装備する。消せない炎は彼自身のハートだけなのかもしれない…。
ハムーイチロー 職人気質の凄腕のメカニックで、戦いが激化し傷ついて帰還するパンダーゼットを迅速に修理する。パンダーゼットのサポートメカ「ハムギアー1号」を駆る。ハムスター型のロボニマル。
ハムージロー 寡黙だが仕事はきっちりこなすメカニックで「ハムギアー2号」の搭乗者。二人ともパンダーゼットのパワーアップに余念が無い。
ドクターハムーキン ハムーイチローとハムージローの父親で、ハムギアーの基本設計をした。
ブ〜タさま ロボニマルシティで有名な占い師で「ロボニマルの母」と呼ばれている。
スカルパンダー ワルニマル帝国の総統。世界征服を企む。冷徹な性格で表情を出さず、あまりしゃべらない。
パン・デモン スカルパンダーの息子ということになっていて四天王とは一線を画す。パンダーゼットと同型のロボット「デスパンダー」の操縦士。パン・タロンとパンダーゼットが「光」とするなら対を成す「闇」のような存在。だが、背丈はパン・タロンより小柄で大口を叩く。
モウギュウ ワルニマル四天王が一人であり巨躯を持つ肉体派でパワー戦を得意とするウシ型ロボニマル。戦闘がワンパターンになりやすい欠点がある。モウジャンボーを駆りパンダーゼットと何度も対決するが…。
ドクタージャンガーリ ワルニマル四天王が一人でハムスター型のロボニマル。ワルニマル帝国の悪の頭脳。巨大ワルニマルメカを次々と誕生させるほどの頭脳をもつが、カードゲームでは…。自らもブラックハムギアーを駆る。
ウルフガー ワルニマル四天王が一人で狼型のロボニマル。無敵のパンダーゼットが飛べないという弱点を見抜き空飛ぶワルニマルメカ「コケッコウー」を発案するような知略家で普段は冷静沈着である。狼型の為か月を見ると身体が赤色になり「バーサーカーモード」へ移行する。専用ロボであるウルガオーを駆りパンダーゼットを追い詰めるが…。
ルビィラビィ ワルニマル四天王が一人で紅一点のウサギ型ロボニマル。盗みを得意とし、この手の設定では黄金パターンとも呼べるブランド物や金品に目が無い女性(雌)兎型メカニマル。番犬ならぬ番クマのボックマを従え専用ロボ、ルビィラビューティを駆る。
ワルニマル兵 四天王の部下達で戦闘から身の回りの世話まで担当する。個々は特に秀でたスペックでは無いため、物量戦でカバーする。モウギュウ隊(黄)、ジャンガーリ隊(黒)、ウルフガー隊(白と赤)、ルビィラビィ隊(ピンク)で色が異なる。ウルフガー隊にいたっては、主のウルフガーと共に色が変化(マスクを変える)する。

総ページ数 (9)

Advertisement